「デジタル・インターコネクション」展 第三部

東北芸術工科大学映像コース展示

2004.3.9(火) - 3.14(日) 10:00 - 17:00

町田市立国際版画美術館
〒194-0013東京都町田市原町田4-28-1 TEL:042-726-2771
JR線/小田急線町田駅より徒歩15分 地図はこちら


デジタル・アート/メディア・アートといった「新しいアート」は、これまでの美術の枠を超え、私たちの文化全体を大きく変えようとしつつあるようにも見えます。そのような最先端のアート・シーンを紹介する企画、町田市立国際版画美術館の「デジタル・インターコネクション」展では、第三部として東京工芸大 学、東京造形大学、東北芸術工科大学、そして東京工科大学の4大学の参加を得て、各大学におけるアート教育の新しい在り方を総合的に展示します。(Digital Interconnection Part3 http://www.netarts.org/di3/)




東北芸術工科大学映像コース6期2001年卒業
陳維錚新作出品:

  • KINDNESS オモイヤリ
    /インスタレーション /500X500X150
    /スポンジ、木箱、光センサー、CDプレイヤー、アンプ
    正面一面の黄色いスポンジに長さ5センチの穴が開いてあり、中から青い光が漏れています。そこに指を差し込むと、拍手の音が聞こえてきます。指を深く入れれば入れるほど、拍手の数が増えてきます。

     



 
 
  • Flammable Media 煤体
    /インスタレーション /1000X1500X500 /紙銭、バケツ
    〔紙銭:燃やしてあの世に届ける紙幣〕
    世界中の中国系人が今でも続いてる習慣ですが、亡くなった人が死後の世界で裕福になるように願って、金銭のつもりで作られたこれらの紙製品を燃やして届ける行事があります。われわれの目の前では紙にしかみえませんが、大量の紙を燃やして、残されたのがわずかな灰になったとき「無くなった分はどこに行ってるの?」と疑いませんか?「炭化の原理…」などなど、確かに、今なら科学的に説明できることでしょう。しかし、なぜ科学で説明できないことなら事実として認められない今日になったのでしょうか。迷信とは、信じるとは。科学過信している現代の人々にちょっとヒントを与えたいのだと思いました。


     

 
   
_ home _ info _ works _ links _ bbs _ about _ contact _
 
陳維錚tanjuichen (C) tanjc.net (previous.i.am)