世界(あらゆる存在)は何によって構成されているのだろう。存在の真相を知りたい。物質と精神だけの二元ですべてを説明できるのだろうか。それともリアルに感じている現実の数々がイマージュにすぎないのかもしれない。いや、おそらく我々は哲学を通じて世界の新しい構成要素を発見するのではなく、単に言葉によって成り立つ世界の1つの語り方を見つけ出すのである。私は語り方を見つければそれを表現して検証する。作品を通して見る人と世界観を共有すると同時に、解釈の差異によってお互いの世界を押し広げようと望んでいるのである。自分とはどういう存在なのか、世界とはどんな存在なのか、その問いに答えるような事実は作品にはない。でもヒントやメッセージはどこかに隠されていると思う。 |
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