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「科学と芸術がみたもの」
View of Science & Art
/デジタルプリント
/A1(594Wx841Hmm)x14枚組
/京都大学・桂キャンパス (アクセス)
/アートスペース「つきのき」(ベーカリー)
桂ECOモデルプロジェクト企画「new letters」
/展示期間2003年11月15日(土)〜12月14日(日)

 科学は現実の様々な現象から法則を見つけて新たな観念をもたらします。しかし、芸術は概念を作品化して新たな現実を作り上げるという逆なだんどりをたどっています。科学と芸術、一般的に両極化されやすいこの2つの領域は、実は「世界の真相を知りたい」という欲求が共通していると思います。同じ現実を、あなたはどんなまなざしで見ているのか。みたものは何なのでしょうか。
 2003年春から「科学と芸術の関係」が研究テーマなっています。
  研究計画書

2003.11.15初日会場様子:
  パン屋さんは朝から夕方まで大勢なお客さんでにぎわっています。連続売り切れのほどです。子供連れの近所の住民がほとんどで、子供といっしょに天井を見上げて私の作品について語るお母さんもいたりしました。「色がきれいですね。」、「あれは夕日の写真?」など、パンを食べてるうちに気づいた作品にみんなは自然に感想を語っていただきました。テーブルに小さな作品集も置いておきましたので、コーヒーを飲みながら作品集に目を通す年寄りの表情も印象的でした…

京都精華大学展覧会情報
太田賢佑取材レポート



 

京都新聞実現までの経緯:
 桂キャンパスの正面入口の脇にあるパン屋「ベーカリーつきのき」。桂にある京都大学の新しい工学部キャンパスを「環境に配慮し人が集う「エコキャンパス」にする目標で、同大学の大学院生が主体で「new letters」というアートイベントが11月15日から始められます。作品を出品するように誘われた私は、自分が在籍している京都精華大学以外と交流できるこのチャンスをつかんでみました。
パン屋さんの内装は建築専攻ドクター生の長野良亮さんによるデザインです。 壁の2m以上の吹き抜け空間に、高さ1.8mの壁面を「空中ギャラリー」に。


完成予想1

ギャラリーオープンと同時に公開される第1回の作品として、私は壁四面を覆うような大型プリントを企画として提案しました。


完成予想2

予算と搬入時間上の諸問題が理由で、 このような第2案へ定着しました。 A1サイズのプリントをスチレンボードに貼ってからの設置となります。
   

陳維錚tanjuichen (C) tanjc.net (previous.i.am)