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 まゆみと2人でチャーハンを待っている。 
注文したら、しばらくして厨房からすぐ出された――ちょびっと皿にのせられているグリンピース――その様子から見ると、炒められたばっかりのようだ。 
また3分も経たず、別のお皿にのせられて持って来られたのはチャーシューだった。 
またたまご、カニ、ねぎ、つぎつぎと出されてくる。 
でも 肝心なご飯がこない。 
イライラする。だって厨房からいい匂いが漂ってくる。つらい。 
頭に来て 小弟(ウェーター)を呼んだ… 
この時 夢から醒めた。  
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 私が寝ている間、まゆみが厨房で肉の煮込み料理を作っていたことが、目醒めた瞬間、匂いで分かった。 
あぁ、なるほどって思った。 
だから、その「チャーシュー」の香りが妙にリアルに覚えた。 
なんか、突き止めが簡単すぎて…  
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