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 1997年 
 ■ 『連想・派生』/ビデオ/3分 
 繰り返される似たような毎日の生活の中でも、分秒に激しく変化する連想を題材にしたビデオ日記作品です。連想シリーズ作品の第1作です。 
 ■ 『crossroad』/フルCGアニメーション/5分 
町単位で書かれる日本の住所に対して、「路に沿った住宅集合体」概念から発展する異なる人生観を提示した作品です。自らの一生を象徴して創られた立体路がモジュールとなりました。 
1998年 
 ■ 『雪国snowland』/フルCGアニメーション/3分 
 自らが山形で受けた大雪の衝撃を印象のまま映像化した短編アニメーションです。東北デジタルコンテンツグランプリ’98にて優秀賞を受けました。 
 ■ 『 
in a cafe 』/アニメーション/3分 
スクリーン上での漫画のコマ表現の試みです。ノンリニア編集における時間軸上の「間」を感覚的にとらえて感性を具象化した作品です。 
■ 『SALE』/アニメーション/5分 
 3DCGのワイヤーフレームのみで、ある男がスーパーのセールに惑わされる心境を描きました。多彩で西洋的な日本CG表現を批判した一作です。 
1999年 
 ■ 『連想U・分心』/フルCGアニメーション/4分 
連想をコンセプトチュアル表現から、物語性のある映像表現への具象化を試みました。 
■ 『連想V・b 
i r t h 』/8ミリフィルム/2分 
 映画に使われる「連想」の映像的文法を否定して、自ら試みた初めての実験映像でした。現実と連想の世界を時間軸上で1秒4回互換して見せることによって、観客が自らのタイミングで主人公の連想を覗くことができました。 
 ■ 『連想W・香蕉』/デジタルビデオ/4分 
現実の映像・音声の同期性を提示した作品です。収録音声の時間を映像より早めることで、聴覚から先の映像を連想させる実験でした。 
■ 『連想X・自己紹介』/デジタルビデオ/4分 
「自分が自己紹介している映像+他人が代わって自分の像に吹き替えた声」により、自分より他人の方が時として自分のことを知っていることを提示したラフな作品でした。 
■ 『連想Y・雨天決行』(山形ドキュメンタリー映画祭予告―シネマ編)/デジタルビデオ・音声/1分 
 映画館のスクリーンで1ヶ月間続けて、上映前に30秒の暗闇+雷音で観客に連想体験をさせた大胆な実験でした。 
2000年 
 ■ 『 着 』(パーソナルフォーカス上映出品)/8ミリフィルム/3分 
 ひたすらビデオ映像をズームインして、画面いっぱいが画素1つになるまで覗くと「色の情報」しか見えませんでした。形として認識し、連想が起こり始める最低条件を探る実験映像でした。 
■ 『連想Z・色の8 
』(色の八部作・第8色)/デジタルビデオ/5分 
 ひたすらビデオ映像をズームインして、画面いっぱいが画素1つになるまで覗くと「色の情報」しか見えませんでした。形として認識し、連想が起こり始める最低条件を探る実験映像でした。 
■ 『strange 
habbit 紙袋家族 』(劇映画)/デジタルビデオ/5分 
 紙袋を被せた4人の会話。過剰包装認識の訴求要望と作品のドラマタッチ挑戦を含んだ即興的な短編映画です。 
  
1997年 
● 『個展』/水彩画・絵本  
1998年 
 ● 『東北デジタルコンテンツグランプリ’98』優秀賞作品上映/『雪国snowland』 
 ● 『文化庁芸術祭CG-ARTS』入選作品上映/『 
in a cafe 』 
● 『情報デザイン学生展』/映像代表・出品:ビデオ作品上映 
1999年 
● 『砂』/鶴岡海砂1dによるインスタレーション 
● 『風土病』映像コース3年生合同展/展覧会実行委員長・出品:『連想W・香蕉』(インスタレーション) 
2000年 
 ● 『銀座Pepper'sギャラリー実験映像展』/『色八部作』(デジタルビデオ) 
● 『過去との協奏のためにT』/モータ、竹、試験管など音響装置 
● 『水』実験表現研究会第五展/展示企画・広報・出品:『過去との協奏のためにU』カセットテープによる音声再録・遅延装置 
● 『エネルギー』実験表現研究会第六展/神社展示企画・広報・出品:FMラジオ・マイクによる10人実験パフォーマンス 
(その他連想シリーズ関連外作品多数) 
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